高須クリニック、女性YouTuberの整形断っていた「視聴者を騙していることに」幹弥氏が“整形案件”事情暴露

2023年3月1日

 高須クリニックの高須克弥院長の三男で、高須クリニック名古屋院の院長を務める高須幹弥氏が、女性ユーチューバーからの無料整形案件の依頼を断っていることを明かした。

 事の発端となったのは、ある美容外科医が19日にツイッターで、「有名YouTuberから当院の取材をしたいとDMがありました」と明かしたこと。こうした案件に詳しい友人に聞いたところ、報酬として500万円以上取られることがあったとのこと。他の美容外科医からも「仮面の人だとしたら当院にもオファーありました」といった声が寄せられた。

 この騒動について、幹弥氏は20日に「仮面系YouTuberが500万円で整形案件を持ち掛けた件について。」という動画を公開し、この騒動に言及。幹弥氏は「500万円ってめちゃくちゃ高いな」と指摘し、「僕が知る限り、日本の仮面系ユーチューバーで500万円の価値がある人っていないんじゃないかなって思うんですよね」と見解を明かした。

 一方、幹弥氏は自身のユーチューブチャンネルが美容整形外科医の中で最もYouTube登録者数を持ち、さらに案件の依頼が「日本一」来ていると告白。仮面系ユーチューバーが「僕をスルーしたのが一番ショック」と冗談まじりに話していた。

 また幹弥氏によると、自身のもとには女性ユーチューバーからの案件依頼が多いと言い、「宣伝しますよ、なので整形は無料にしてください」と持ちかけられるとのこと。しかし、幹弥氏は多数の予約を抱えており、こうした依頼は基本的に断っているそう。

 ユーチューバーに「もし、希望だったら普通にお金いただいて整形する形になりますよ」と告げると、大抵断り、そのユーチューバーは別の美容外科医のもとで整形を受けるという流れになっているという。さらに、グループの男性ユーチューバーから、整形をネタにして宣言する動画を作るために依頼が来ることもあると明かした。

 幹弥氏によると、たとえユーチューバーが仕上がりを気に入っていなくても、案件のためにそのユーチューバーはクリニックを絶賛するため、それなりの宣伝効果はあるとのこと。しかし、幹弥氏は「これはね、患者さん、視聴者を騙していることになります」ときっぱり。「良くないことだと思う」と自身の考えを明かしていた。

 この動画に、ネット上からは「YouTuberも営業大変だな」「稼げなくなってきたんだろなぁ」「案件って宣伝する側から依頼すんのか」「宣伝するにしても、タダでしてくれって失礼に思えるけど、そういう世界なのか」という驚きの声が集まっていた。

記事内の引用について
高須幹弥公式ユーチューブチャンネルより https://www.youtube.com/@user-te5ev1ze9h