TikTokフォロワー1位が3年ぶり交代 「バヤシ」が「じゅんや」抜く
2月28日までに、「バヤシ」がTikTokのフォロワー数で「じゅんや」を抜き、フォロワー数国内1位に躍り出ました。
料理動画が人気のTikToker「バヤシ」
「バヤシ」はテンポの良い料理動画が人気を博しているTikToker。「じゅんや」は独特なオーバーリアクションで世界中から人気を集める動画クリエイターです。じゅんやのTikTokのフォロワー数は4320万人、YouTubeでのチャンネル登録者数は2180万人で、いずれも日本1位でした。
そんなじゅんやは、YouTubeには大量の動画を投稿しているものの、TikTokは昨年6月以降動画が投稿されておらず、フォロワー数も横ばいとなっていました。
一方、昨年6月時点でフォロワー数が2860万人だったバヤシは、フォロワー数・いいね数ともに右肩上がりを続け、2月28日までに4330万人となり、単独1位に躍り出ました。じゅんやはTikTokフォロワー1位の座を2020年5月から維持しており、1位が代わるのは約3年ぶりです。
なお、バヤシはYouTubeも好調で、今月20日には日本で7チャンネル目となる登録者数1000万人を達成。2月のチャンネル登録者増加ランキングでは堂々の1位となっています。現在登録者数は1080万人で、「はじめしゃちょー」(同1040万人)を抜き、「ヒカキン」(同1110万人)に迫る勢いです。
チャンネル登録者増加ランキングで上位を占めるショート動画クリエイター
じゅんやとバヤシに限らず、このところYouTubeではTikTok出身のクリエイターが存在感を示しています。2月のチャンネル登録者増加ランキングでは「さがわ」(同1710万人)、「いっせい」(同975万人)、「さいとう」(同641万人)など、TikTok出身のクリエイターが上位を占めており、いずれも海外向けでショート動画を投稿している点が共通しています。
そんな中、これまで収益がほとんど得られなかったショート動画での収益化が今月スタート。さらに、YouTubeは多言語の吹き替え機能の導入範囲の拡大も発表しており、こうしたクリエイターにとって追い風と言える展開が続いています。